ヌーボー・ロマン(新しい小説)の代表的作家としてフランス文学史に一時代を築いたアラン・ロブグリエ氏が18日、フランス西部カンの病院で死去した。85歳。直接の死因は不明だが、心臓疾患で入院していた。地元メディアが伝えた。
1950年代以降のフランスで、物語形式の伝統的な小説を否定し、革新的な表現を探求したヌーボー・ロマンの旗手。登場人物の心理分析を排除し、視覚描写を徹底する前衛的作風には難解なイメージもつきまとった。
22年、フランス西部ブレスト生まれ。50年代から本格的な著作活動に入り「消しゴム」「覗(のぞ)くひと」「嫉妬(しっと)」などの作品を発表して頭角を現した。他の代表作に「迷路のなかで」「ニューヨーク革命計画」など。
約20の小説のほか「新しい小説のために」などの評論や、アラン・レネ監督の映画「去年マリエンバートで」の脚本も執筆。映画監督も務めた。フランスのアルバネル文化・通信相は「文学における真の革命家だった」と死を悼む声明を発表した。(報知)
かつて「エデン、その後」を観たが、いやいやどうしてなかなか。ポストモダン(と、簡単に使っているが何のことかよく判らない)とも云うべき不可思議映画でした。確かデータがまだあったはず……近々探して再観してみます。
R.I.P
アラン・ロブ=グリエ(
Wiki)